職業観の言語化
Verbalization of occupational view
STEP 1
職業観の言語化
「社会で必要な能力は何か」「自分は何故働くのか」などについて、グループワークを通して学び、自身の職業観を顕在化します。
企業の理念や経営者の講話(動画含む)などから、共感した職業観を抽出し、それらと過去の経験を紐づけることで、自身の職業観を言語化、アップデートをしていきます。一度言語化することにより、それらを自らアップデートし続けるグッドサイクルに入ることを期待しています。
高校生が言語化した職業観の例
共感する企業理念とその理由
・世界中の人々に自信や勇気、喜びや幸せをもたらす【資生堂】
→資生堂は化粧品が多いが、そんな小さな物で人々に自信や勇気、喜びや幸せをもたらすことができるのが嬉しいと感じたし、自分も他の面からそれらを人々にもたらしたいと思ったから
・新しい未来を切り開く【アップルインターナショナル】
→IT機器を扱う会社では常にトップに立つAppleがどんどん新しいことに挑戦して、全世界にものすごい影響をもたらしていて、それを常に理念として置いていることがすごいと思ったから
・「良品」にはあらかじめ用意された正解はない。しかし、自ら問いかければ、無限の可能性が見えてくる。【株式会社良品計画(無印良品)】
→「あらかじめ用意された正解はない」から、いろんなことに挑戦できる環境(色々試行錯誤できる環境)であり、「無限の可能性が見えてくる」からは、自分でも気づいていなかった能力などを知れると思ったので、自分も「自分の可能性」を広げてくれるような会社で仕事をしたいと思ったから。
・〈三つの喜び〉買う喜び 売る喜び 創る喜び【本田技研工業株式会社】
→「買う喜び」「創る喜び」は分かるけど、「売る喜び」は、まだ売る立場になった事がないので、どんな喜びがあるのか気になったから。
・For the customers ー機能と価格に新基準【ワークマン】
→プロジェクトを進めるにあたり、対象の子どもたちとの価値観の差やプロジェクト自体の機能面について気づきがあり、深く考えるようになったから。
・常に考える(未来工業株式会社)
→語彙力がつき、会話の幅が広がるため、自分でも常に意識したい。「考える」という行為は、ありとあらゆる場面で(やろうと思えば)行動に伴ってできる行為なので、「考え方」が変わると、すべての言動に変化が出てくると思うから。
・もっとおもろしろくできる【ペパボ】
→仕事をさらに面白くすることができれば仕事効率ももっと良くなると思ったから
・1人ひとりが自分の’’ストーリー’’を生きていく世の中をつくる ー【ココナラ】
→人生のなかで自分を持つことは大事だと思うから。そして、それをサポートしてくれることは社員にとってとても幸せな事だと思うから。
・世の中から卒業をなくす【Schoo】
→たとえ学校を卒業しても勉強することをやめることはないと思うから
・自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしに貢献【カルビー】
→生活習慣病などが増えている中、このような理念で人々のために良い食品を作ろうと思っているのが素晴らしいと思ったから。
・自己の潜在力を発揮 【NIKE】
→自分の強みを活かすことができる人がたくさんいると、より良いものが提供できると思うから。
・NO RULES 【Netflix】
→過剰な規制は人を圧迫して最高のパフォーマンスの防げになると思ったから
・?&!【大関株式会社】
→固定概念に囚われずに積極的に取り組む姿勢は今まで気づかなかった新しい物を創り出せると思ったから。